エージレスZP-50 (鉄系自力反応型 一般タイプ脱酸素剤) 吸収酸素量:50ml/個 適応空気量:250ml 入り数:200個×4袋=800個 サイズ:40mm×40mm 適用範囲と作業時間 水分活性Aw:0.65〜0.95(4時間以内) 水分活性Aw:0.65未満(1時間以内) ※同一水分量の食品でも塩分や糖類の含有が多いほど水分活性は下がります。
脱酸素日数:1〜2日 耐油性、耐水性 製造元:三菱ガス化学 用途: ドーナツ、月餅、フィナンシェ、ブランデーケーキ、サラミ、ビーフジャーキー、ペットフード、米菓、雑穀、ナッツ類、煮干しなど エージレスZPは、中〜高水分用の汎用タイプ脱酸素剤です。
耐水・耐油性にすぐれ、幅広いサイズのラインナップを取りそろえています。
■使用期限 エージレスの使用期限は、外装袋未開封の場合、冷暗所保管にて、メーカー出荷後6ヶ月です。
(夏場でも30℃以下で保管) ただし、15℃以下の低温保管の場合は、メーカー出荷後1年です。
※商品写真はイメージです。
■脱酸素剤の効果 (1)食品の酸化を防止することにより、長期間にわたり、作りりたての風味・色合い・香り・栄養素を保持します。
(2)酸素を取り除くことにより、食品等のカビや好気性菌の増殖を抑え、害虫の発育も防ぎます (3)酸化した油脂は健康に好ましくありませんが、脱酸素することで油脂の酸化を防止します。
(4)脱酸素剤は食品添加物と異なり、食品とともに封入するだけで大きな効果を発揮します。
(5)医薬・衣料品、化粧品などの劣化防止、衣類・寝具などの防ダニ・防カビにも幅広く使用されています。
(6)おいしさの賞味期限延長で、おいしさの提供の範囲が拡大。
販売エリアが広がります。
■使用方法 エージレスを使用するには下記の条件を満たすことが必要ですので、充分にご注意下さい。
1.ガスバリア性の高い包材を使用する。
2.商品に応じたエージレスを選ぶ。
3.シーラーで完全に密閉する。
4.エージレスを適正に取り扱う。
■使用上の注意点 (1)脱酸素剤は特定の食品に効果があります。
脱酸素剤は、一般的には食品の保存性を高める効果がありますが、何にでも効果があるわけではありません。
酸素を取り除くことにより劣化が抑えられる食品だけに効果があります。
水分の多い食品や生っぽい食品の場合、効果が限られてきます。
酵母の活動や大腸菌・乳酸菌・嫌気性菌の活動は抑えられませんので、ご注意下さい。
(2)脱酸素剤対応の「ガスバリア袋」と「シーラー」が必要です。
脱酸素剤を使用する場合には、「脱酸素剤対応の袋」と「脱酸素剤対応のシーラー」が必須となります。
一般的な真空袋(ガスバリヤー性の無いナイロンポリ袋)などでは、脱酸素剤は本来の効果を発揮しません。
また、ヒーター線の幅が狭い片側加熱のシーラーなどでは、しっかりしたシールができず、この場合も脱酸素剤は効果を発揮できません。
(3)脱酸素剤では「真空」にはなりません。
脱酸素剤は、空気中の酸素(空気中の約21%)だけを吸収するもので、酸素以外の気体(空気中の約79%)は、そのまま残ります。
内容物や包装条件によっては、真空包装と同じように見える場合もありますが、79%の空気は残っており真空包装になっているのではありません。
「エージレス」のご使用に際しては、実際の商品で保存テストを行い、十分な安全性(賞味期限設定など)を確認の上、ご使用ください。
当社では、「エージレス」の使用により生じた、いかなる損害についても補償できませんので、あらかじめご了承下さい。
■エージレスとは エージレスは三菱ガス化学製の脱酸素剤(酸素吸収剤)です。
空気中には約21%の酸素が存在しますが、エージレスは密閉容器中の酸素を、脱酸素状態(酸素濃度0.1%以下)を作り出します。
食品などが酸素から受ける影響をとり除きます。
真空包装やガス置換包装など従来の保存方法では到達できなかった脱酸素状態を実現し、フィルム表面から少しずつ透過してくる酸素も確実に除去し続けるきわめて画期的な鮮度保持包装が可能となります。
■エージレスアイによる確認 外装袋に酸素検知剤エージレスアイが入っている製品は、脱気状態に加えて検知剤がピンクを示していることを確認してください。
検知剤がピンク色を示していても、外装袋の脱気が緩んでいる製品は不良品ですので、ご使用にならないで下さい。
■エージレス取り扱い方法 開封したら・・・必要量を箱やトレイなどに取り出して・・・エージレスが重ならないように拡げて使う。
作業前に、外装袋に残ったエージスをまずシールします。
このとき、包装内の空気をできるだけ追い出してシールしてください。
エージレスの補充は、箱やトレイがすっかりカラになってから エージレスを山のように重ねておくと早く性能が低下しますのでおやめください。
外袋から1個ずつ取り出して使うと、袋の中のエージレスが発熱し、性能が早く低下します。
※少量ずつエージレスを使用する場合、外装袋を何回も開け閉めすると、エージレスが何度も空気に触れることになり好ましくありません。
このような場合は、お客様にてバリア性の高い袋にエージレスを小分けして保管することをおすすめします。
※自力反応型のエージレスで外装袋を開けたまま放置したり、バラ品を外装袋から1個ずつ取りだして使っていると、エージレスの反応熱が外装袋内にこもって熱くなります。
エージレスの性能が低下しますので、必ずトレイなどに広げてお使いください。
■水分活性Awとは? 食品中の水分は、食品成分と結合した「結合水」と、微生物が利用可能な結合していない「自由水」とから成っています。
水分活性は、この自由水の含有量を表す尺度で、水分活性が高いほど、微生物が増殖しやすくなるので、その食品の保存性は低下します。
水分活性は0〜1の数字で示され、水分の無い食品は0、純水は1となります。
水分活性は水分含量との相関が強いものの、同一水分量の食品でも、食塩や糖類の含有により変化します。
特に、食塩の添加は水分活性を下げるのに有効です。
ある食品の水分活性をAwとし、その食品を密封した時の空間内の(平衡)相対湿度をRH(%)とした場合、Aw=RH÷100の関係になります。
水分活性は、脱酸素剤(エージレス等)の選定においても重要な数値となります。
■エージレス「サイズ」と「タイプ」の決め方 この商品を買った人は、こちらの商品にも興味を持っています。
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